【最新版】スペインで自営業(Autónomo)を始めるなら絶対知っておきたい税金の話

2025-05-08 18:19:01
【最新版】スペインで自営業(Autónomo)を始めるなら絶対知っておきたい税金の話

目次:

     

    「スペインでフリーランスを始めたいけど、税金ってどうなるの?」
    「Autónomoってよく聞くけど、仕組みが難しそう…」

    考え事をしている人たちのイラスト(男性会社員)

    そんな不安を感じている方に向けて、この記事では スペインの自営業者(Autónomo)に必要な税金や経費のルール を、初心者にもわかりやすく解説します。

    知っているか知らないかで、毎年数千ユーロも差が出ることがあるので要注意。


    2025年版の最新ルールをチェックして、賢くスタートしましょう!

     

     


    自営業(Autónomo)が払う主な税金は3つ

     

    スペインで自営業を始めると、基本的に次の3つがセットでついてきます。

     

    1. 所得税(IRPF)
      収入に応じて払う税金。請求書を出すときに差し引かれることもあります。

    2. 付加価値税(IVA / 日本の消費税のようなもの)
      商品やサービスを販売する場合に課税されることがあります。

    3. 社会保険料(Seguridad Social)
      毎月払う“自営業者の国民年金&健康保険”のようなもの。
      これを払わないと医療サービスや年金が受けられません。

     

    👉 要するに「所得税+消費税+年金・保険料」が毎月の義務になる、と覚えておけばOKです。

     


    所得税(IRPF)のルール

     

    フリーランスが発行する請求書には、通常以下のいずれかの源泉徴収率が適用されます。

     

    • 一般税率:15%
      通常、すべてのフリーランスに適用される標準の税率です。

    • 軽減税率:7%
      活動を始めた最初の年度とその後2年間は、条件を満たせばこの軽減税率を適用できます。
      ただし、前年に同じ職種で業務を行っていないことが条件です。

     

    💡 軽減税率を利用するためには、支払元(クライアント)に書面で申告する必要があります。
    申告書には署名が必要で、クライアント側がその書面を保管しておく義務があります。

     

    2024年からの新ルール:モデル130の免除

     

    これまで多くのフリーランスは、年4回(3か月ごと)にIRPFの分割納付(Modelo 130)を提出する必要がありました。

     

    しかし、2024年からは大きな変更があり、前年の収入の70%以上が源泉徴収付きの請求書であった場合、Modelo 130の提出が免除されます!

     

    つまり、ほとんどの収入が企業などへの請求(=源泉徴収済み)であれば、四半期ごとの支払い義務がなくなるということです。

     

     


    経費で差がつく!「控除できるもの/できないもの」

     

    「経費にできる」と「できない」を知っているかどうかで、毎年の税金が大きく変わります。

     

    ◎ 控除できる主な経費

     

    • 事務所や店舗の家賃(自宅オフィスなら一部のみ)

    • 光熱費(自宅なら30%まで)

    • 電話・インターネット(仕事専用回線)

    • 材料費や仕入れ

    • 広告・マーケティング費用(SNS広告もOK)

    • HPの制作・維持費

    • 会計士や弁護士への報酬

    • 社会保険料(毎月のAutónomo保険料は全額)

     

    × 控除できないもの

     

    • 延滞税や罰金

    • プライベート兼用の電話・ネット

    • 領収書や請求書がない支出

    👉 ルールは「仕事に直接関係があるかどうか」「請求書があるかどうか」。この2点で考えると整理しやすいです。

     

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    自営業は帳簿も必須

     

    Autónomoになると、売上や経費を記録する帳簿をつける義務があります。
    シンプルに言えば「請求書とレシートを集めて、四半期ごとにまとめる」イメージです。

    これをきちんと申告しないと税務署に指摘され、控除が認められなかったり罰金になることも…。

     


    2025年の最新データ:自営業者は増加中!

     

    スペイン労働・社会経済省によると、2025年3月時点で国内の自営業者は 3,405,992人。
    前年同月比で +1.03%、前月比でも +0.31% 増加しています。

     

    • 男性:約63%

    • 女性:約37%

    • 外国人:約14%(その中には日本人も!)


    つまり、スペインで自営業はもう珍しい働き方ではなくなっており、

    日本人を含む外国人も働くチャンスが広がっているんです。

     

     

    まとめ:税務知識は“ビジネスの武器”になる

     

    スペインで自営業を続ける上で、税金は避けて通れないテーマです。
    しかし、適切な控除を知っているかどうかで、年間数千ユーロの差が生まれます。

     

    無駄に税金を払いすぎないためには、

     

    • 常に最新の制度を確認すること

    • 帳簿をきちんと管理すること

    • 必要であれば専門家のサポートを受けること

     

    が大切です。

     

    InnoTaxesでは、

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    「スペインで自営業を始めたいけど、税金のことは不安…」という方は、まず一度ご相談ください。


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    ※記載内容については、法令や税制は変更される可能性があります。実際の申請や税務判断については、必ず専門家にご相談下さい。