「スペインでフリーランスを始めたいけど、税金ってどうなるの?」
「Autónomoってよく聞くけど、仕組みが難しそう…」

考え事をしている人たちのイラスト(男性会社員)

そんな不安を感じている方に向けて、この記事では スペインの自営業者(Autónomo)に必要な税金や経費のルール を、初心者にもわかりやすく解説します。

知っているか知らないかで、毎年数千ユーロも差が出ることがあるので要注意。


2025年版の最新ルールをチェックして、賢くスタートしましょう!

 

 


自営業(Autónomo)が払う主な税金は3つ

 

スペインで自営業を始めると、基本的に次の3つがセットでついてきます。

 

  1. 所得税(IRPF)
    収入に応じて払う税金。請求書を出すときに差し引かれることもあります。

  2. 付加価値税(IVA / 日本の消費税のようなもの)
    商品やサービスを販売する場合に課税されることがあります。

  3. 社会保険料(Seguridad Social)
    毎月払う“自営業者の国民年金&健康保険”のようなもの。
    これを払わないと医療サービスや年金が受けられません。

 

👉 要するに「所得税+消費税+年金・保険料」が毎月の義務になる、と覚えておけばOKです。

 


所得税(IRPF)のルール

 

フリーランスが発行する請求書には、通常以下のいずれかの源泉徴収率が適用されます。

 

  • 一般税率:15%
    通常、すべてのフリーランスに適用される標準の税率です。

  • 軽減税率:7%
    活動を始めた最初の年度とその後2年間は、条件を満たせばこの軽減税率を適用できます。
    ただし、前年に同じ職種で業務を行っていないことが条件です。

 

💡 軽減税率を利用するためには、支払元(クライアント)に書面で申告する必要があります。
申告書には署名が必要で、クライアント側がその書面を保管しておく義務があります。

 

2024年からの新ルール:モデル130の免除

 

これまで多くのフリーランスは、年4回(3か月ごと)にIRPFの分割納付(Modelo 130)を提出する必要がありました。

 

しかし、2024年からは大きな変更があり、前年の収入の70%以上が源泉徴収付きの請求書であった場合、Modelo 130の提出が免除されます!

 

つまり、ほとんどの収入が企業などへの請求(=源泉徴収済み)であれば、四半期ごとの支払い義務がなくなるということです。

 

 


経費で差がつく!「控除できるもの/できないもの」

 

「経費にできる」と「できない」を知っているかどうかで、毎年の税金が大きく変わります。

 

◎ 控除できる主な経費

 

  • 事務所や店舗の家賃(自宅オフィスなら一部のみ)

  • 光熱費(自宅なら30%まで)

  • 電話・インターネット(仕事専用回線)

  • 材料費や仕入れ

  • 広告・マーケティング費用(SNS広告もOK)

  • HPの制作・維持費

  • 会計士や弁護士への報酬

  • 社会保険料(毎月のAutónomo保険料は全額)

 

× 控除できないもの

 

  • 延滞税や罰金

  • プライベート兼用の電話・ネット

  • 領収書や請求書がない支出

👉 ルールは「仕事に直接関係があるかどうか」「請求書があるかどうか」。この2点で考えると整理しやすいです。

 

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自営業は帳簿も必須

 

Autónomoになると、売上や経費を記録する帳簿をつける義務があります。
シンプルに言えば「請求書とレシートを集めて、四半期ごとにまとめる」イメージです。

これをきちんと申告しないと税務署に指摘され、控除が認められなかったり罰金になることも…。

 


2025年の最新データ:自営業者は増加中!

 

スペイン労働・社会経済省によると、2025年3月時点で国内の自営業者は 3,405,992人。
前年同月比で +1.03%、前月比でも +0.31% 増加しています。

 

  • 男性:約63%

  • 女性:約37%

  • 外国人:約14%(その中には日本人も!)


つまり、スペインで自営業はもう珍しい働き方ではなくなっており、

日本人を含む外国人も働くチャンスが広がっているんです。

 

 

まとめ:税務知識は“ビジネスの武器”になる

 

スペインで自営業を続ける上で、税金は避けて通れないテーマです。
しかし、適切な控除を知っているかどうかで、年間数千ユーロの差が生まれます。

 

無駄に税金を払いすぎないためには、

 

  • 常に最新の制度を確認すること

  • 帳簿をきちんと管理すること

  • 必要であれば専門家のサポートを受けること

 

が大切です。

 

InnoTaxesでは、

  • Autonomoの登録サポート

  • 電子署名取得

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「スペインで自営業を始めたいけど、税金のことは不安…」という方は、まず一度ご相談ください。


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本記事は2025年5月8日に公開されました。
お客様のケースに適用される最新の税率および規制については、必ず専門家にお問合せいただきますようお願い致します。
注意事項:本記事に記載されている情報は、一般的な情報提供を目的としたものであり、税務または法律に関する専門的なアドバイスを構成するものではありません。
スペインの税制は頻繁に変更される可能性があります。お客様の具体的な状況に応じた個別分析および完全な法令遵守を確保するため、当社の専門家とのご相談を予約いただきますようお願い申し上げます。