【徹底解説】スペインで会社員とフリーランスを両立できる?
 
            
            目次:

「スペインで会社に勤めながら、フリーランスとして副業しても大丈夫?」
答えは… YES !!!!!
スペインでは、会社員(trabajador por cuenta ajena)と自営業者(autónomo)の両方として働くことが認められており、実際にこの“ダブルワーク”を選んでいる人も多々います。
ただし、両方の立場で働くとなると、社会保険や税金の扱いがちょっと複雑になるので、そこだけ注意が必要です。
💼 社会保険(Seguridad Social)の扱い
🔹 会社員として
企業があなたの代わりに、一般社会保障制度(Régimen General)へ保険料を納付します。
日本と同じように、給与明細(nómina)を見ると、健康保険・年金・失業保険など、通常の給与から自動的に控除されています。
🔹 フリーランスとして
一方、自営業者として活動する場合は、自分で社会保険料(cuota de autónomo)を支払う必要があります。
これは自営業者専用制度(RETA)に基づき、毎月自身で納付します。
🧾 ダブルワークの人が受けられる優遇措置
初めて自営業を始める場合、社会保険料の割引制度(ボーナス)を利用できます。
| 期間 | 割引内容 | 
|---|---|
| 最初の18か月 | 最低保険料の50%のみ納付 | 
| 19〜36か月目 | 最低保険料の75%のみ納付 | 
つまり、最初の3年間は負担を大幅に軽減できるチャンスです!
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💰 年金・失業給付への影響は?
会社員とフリーランスの両方で支払った社会保険料は合算されます。
そのため、将来的には次のような面で有利になる可能性があります。
- 
公的年金の受給額が増える 
- 
障害・疾病給付の条件が改善される 
- 
一定条件下で失業給付の受給資格が強化される 
さらに、年間の社会保険料が上限を超えた場合には、超過分が自動的に払い戻される制度もあります(社会保障局が毎年上限額を発表)。
🧮 税金はどうなるの?
年末の所得税(IRPF)申告時には、両方の所得を合算して申告します。
| 所得の種類 | 内容 | 
|---|---|
| 給与所得 | 会社が源泉徴収(retención)済み | 
| 自営業所得 | 四半期ごとの分割納付(Modelo 130など)で先払い済み | 
💡両方の所得が合算されるため、所得税の課税額が上がる可能性もあります。
節税を意識するなら、早めのプランニングが重要です。

🧾 フリーランスとして追加で必要な手続き
- 
Modelo 130:所得税の四半期申告 
- 
Modelo 303:VAT(付加価値税)の申告 ※活動内容により必要 
- 
その他、業種に応じた税務申告書 
✅ まとめ
| ポイント | 内容 | 
|---|---|
| 両立は可能? | 会社員+自営業は合法&一般的 | 
| 社会保険 | 両方の制度で納付(RETA+General) | 
| 優遇制度 | 初期3年間は社会保険料の割引あり | 
| 税務 | 給与所得+事業所得を合算申告 | 
| メリット | 年金などで将来的に有利 | 
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※記載内容については、法令や税制は変更される可能性があります。実際の申請や税務判断については、必ず専門家にご相談下さい。
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